NOT AT ALL

恰克與飛鳥( CHAGE & ASKA ) NOT AT ALL歌詞
1.not at all

作詞:ASKA・松井五郎
作曲:ASKA

脱げないシャツのように 張り付いた日々で
見上げた遠い空 浮かぶ風船
風に耳打ちされて 行く先を決めたみたい

誰の手を放れて来たのだろう
上手く選べない僕を追い越して

いいさ描いた絵を 何度でも
直す手を 僕は持とう not at all

そこに立って
そのとき わかることばかりさ
今の僕にはない答えなんだろう 何かだろう

悪いことばかり考えていると
心はひとつの 色で塗られてく

いつも どれかひとつを どこかひとつを
くぐり抜けて来ただろう not at all

そこに立って
そのとき わかることばかりさ
それが自分と思えたら 軽くなる 歩ける

人混みで止まって 空を仰いだ時
何だか理由もなく 今すべての真ん中に立ってるって思えた

そこに立って
そのとき わかることばかりさ
今の僕にはない答えなんだろう 何かだろう

そこに立って
そのとき わかることばかりさ
それが自分と思えたら 軽くなる 歩ける


2.ふたりなら

作詞:CHAGE・ASKA
作曲:CHAGE

ここにたどり着いた 迷い選んだ道だ
褪せたアルバムの中の君

せつない顔でめくる そこに僕はいないけど
ほのかな薫りは 確かにするよ

誰のために笑ってるの
今と同じ表情をして

君が指先でなぞる写真を
柔らかな言葉で包むんだ

この頃の君 肩越しの君
僕のすべてになる

やっと抱いたものと 砕け散ったものを
忘れることはできない ふたりさ

あの日君と出逢ったとき
ふいに風が どこかを抜けた

遠い約束 守れたようだ
時間に少し 遅れたけど

僕の知らない 僕がいたんだ
君のすべてになる

書き換えられるさ ふたりなら
歩いてゆけるさ ふたりなら

あの日君と出逢ったとき
ふいに風が どこかを抜けた

遠い約束 守れたようだ
時間に少し 遅れたけど

懐かしいものが増えつづけては
ふたりのすべてになる

ふたりのすべてになる
ふたりのすべてになる


3.鏡が映したふたりでも

作詞:ASKA
作曲:ASKA

悩みじゃなくて 哀しみ痛みとは言えなくて
伝えようのない 気持ちが僕にはある

同じものを きっと君も持っているだろうね
また始まって ここに戻った恋だからね

君の背中は僕の胸で 休日のようになってる
「あの時 今を覗けていたら」って 鏡を見上げながら

未来のことが分かるのも便利だけど
こんな気持ちでいられる今を素敵に思おう

もうこれ以上 側に寄れない距離で ずっといると
どっちの体温か分からなくなるんだね

君の呼吸に合わせてみたり 温もりに愛を込めたり
外れた線をつなげるように 明かりを増やして行く

心はいつも寂しさを連れてるから
支え合うための言葉を欲しがってると思える そうだろう

愛する人を愛したいだけ 愛せる日まで愛してみる
もしも鏡に悲しいふたりが
映っても うかんでも

未来のことが分かるのも便利だけど
こんな気持ちでいられる今を素敵に思おう 思おう


4.アジアンレストランにて

作詞:ASKA・CHAGE
作曲:CHAGE

Doesn't matter that it's clean or not.
21時の青空だ

Doesn't matter that it's clean or not.
俺の苛立ちを引き留める

二つ三つ頭を 下げるということが
この橋を渡る パスポートになるらしい

テーブルの下じゃ きっと蜜を計ってる奴もいる
スロットの古コインを その口に投げ込む俺が浮かぶ

It doesn't matter that it's clean or not.
21時の青空だ

Doesn't matter that it's clean or not.
俺の苛立ちを押さえてる

化石のような話を 真顔で浴びせてくる
地下に潜む奴らの方が 賢く見えてくる

この街と入れ替わるように お前のベッドに朝がくる
カーテンを開けるときの 窓越しのシルエットが浮かぶ

もうすぐここにも 夜が降りてくる
受け止めたものが 胃袋を塗り潰す
ため息じゃ どうすることもできずに

It doesn't matter that it's clean or not.
21時の青空だ

Doesn't matter that it's clean or not.
俺の苛立ちを引き留める

It doesn't matter
21時の青空だ

Doesn't matter
俺の苛立ちを押さえてる


5.パラシュートの部屋で

作詞:ASKA
作曲:ASKA

空から
この部屋にパラシュートが降りて
君と僕の形をした 部屋を造ってる

ねえ君がゆっくりと 丁寧に喋り出す時は
危険なムードが漂うんだよ

だから僕の回線は色んな場所で 高速でクラッシュして
言葉がカタカナみたいになっちゃう

愛する物はいっぱいあるけど 恋する人は君なんだよ
こんなんじゃ疑いは消せないね

この部屋にパラシュートが降りて
君と僕の形をした 部屋を造ってる

こんなに狭いシーツの部屋で 世界を感じ合う
今日も同じ分だけ 満たし合おうよ

ねえここでは街中の時間じゃなく
ふたりに合わせた時間が流れているんだよ

君の聞き取れない言葉が 僕を幸せにするんだよ
もっと虹色で歌って

この部屋にパラシュートが降りて
君と僕の形をした 部屋を造ってる

薄明かりで君の顔が 染まって見えるとき
僕は誉められてる 気持ちがするよ

寄せて返す波のように 僕の砂浜に戻ってくる
ずっと君に触れていたいねって
想い願うことって変じゃないだろう

空から
この部屋にパラシュートが降りて
君と僕の形をした 部屋を造ってる

空から
この部屋にパラシュートが降りて
君と僕の形をした 部屋を造ってる


6.凛

作詞:CHAGE
作曲:CHAGE・Tom Watts

お気に入りの 映画をまた
君とふたりで 見た

これといって 何もない 一日

少しだけ 僕のほうが
涙もろくなった

見慣れた 景色の中で
繰り返される 日々

わずかな 温もりさえ 伝えよう

凛とした 窓の外
星が雪になった


7.C-46

作詞:ASKA
作曲:ASKA

懐かしい歌をレコードで 聴いてみたくなった
箱から取り出したとき あのカセットがあった

歪んだ音の透き間に 笑い声の君がいる
悪戯好きな君が録ったやつさ

何も知らずに 喋っている僕を
ずっとずっと笑ってる

近くを通るといつだって 見上げてしまう
君もこんなふうに 想い出を見上げたかい

短いテープの中で 遠くを誓ってる
君の言う言葉通りに 僕がつづいている

あのときの約束とは 違うところにいるけど
いつかどこかで 君の幸せに

出会ってみたいと 確かめてみたいと
ずっとずっと 思ってる

あのとき僕らは どこまで離れたのかな
いつものことだと どこかになかったかな

傷つけないよう 針をそっと下ろした
君と何度も 聴いた歌さ

近くを通るといつだって 見上げてしまう
君もこんなふうに 想い出を見上げたかい

あのとき僕らは どこまで離れたのかな
いつものことだと どこかになかったかな


8.夢の飛礫

作詞:CHAGE
作曲:CHAGE・Tom Watts

ゆるやかに あなたへ つながる
やりきれぬ 想いも たおやかに

孤独なら わたしも 寂しい
雨の日に 揺れてる ブランコ

愛のちからを見つけられる
続いてほしい夜もある

悲しみの飛礫は
やがて野の花になる

遠き空 あの真昼の月を ここで見ていた
強くて 弱い人

あなたが あなたで あるために
わたしが わたしで 今 あるために

あざやかに 七色の砂丘
手のひらの 雫を 落とせば

夢をゆく飛礫は
やがて結ばれてゆく

消え敢う あの真昼の月が ここを照らすうちに
かたちを 残すもの

やさしい 未来で あるために
わたしが あなたに 今 できること

忘れなさい 微笑みなさい
おやすみなさい

どんな夜でも
愛してる

遠き空 あの真昼の月を ここで見ていた
強くて 弱い人

あなたが あなたで あるために
わたしが わたしで 今 あるために


9.ロケットの樹の下で

作詞:ASKA
作曲:ASKA

「そこから見えるすべてが今の俺だ」と笑う
言葉を選ぶと なんだかお前を寂しくさせるかな

無駄に孤独を 集め過ぎたね
切り取られた場所を出て あの町を見下ろさないか
返したい言葉があるんだ

※ここは途中だ 旅の何処かだ
ひとつだけ多くても ひとつ何か足りなくても
終わるもんじゃない※

悪い事がいくつか つづいただけさ
お前のコピーも 大人になれば解ってくれるさ

時に周りの奴が 偉く思えて
取り残された気持ちになって 自分を使えなくなる
遥かなるものを戻し合おうか

(※くり返し)

突然の雨 合図もなしに
ゴールを争うような 勢いで駆け込んだ
古いロケットのような あの丘の樹の下で

ここは途中だ 景色は変わる
ここは途中だ 旅の何処かだ
ひとつだけ多くても ひとつ何か足りなくても
終わるもんじゃない

あのロケットの樹の下で


10.告白(NOT AT ALL)

作詞:青木せい子
作曲:CHAGE

あなたとみつめあうのは ひと前でするキスに似て
禁じられてはいないのに なぜかうろたえてしまう

髪は少し乱れてた 瞳は悲しそうだった
だけど確かに微笑んでた つらい恋も知ってるひと

あの夜から僕はうまく眠れない
あなたにすべてが傾いている

※隠すのはとても無理になっている
黙って聞いて欲しい
あなたのことしかもう 考えられない※

忘れるにはとても愛しすぎたから
黙って聞いて欲しい
あなたのことしかもう 僕には見えない

(※くり返し)